気仙沼サンマ500匹完売@いなまち朝マルシェ
長野県伊那市。震災後気仙沼にたくさんの応援をいただいているこの町に、私たちリアスメンバーはこの3年半、プライベートでも何度も足を運んできた。
伊那の魅力は雄大な自然と人のあたたかさ。アルプスの山々と同じくらい大きくて懐深い伊那の人たちとふれあうと、自分の心がほっこりまるくなれる。そしてやさしくゆったり流れる時間を過ごすと、次はいつ来ようかな?と自然に思ってしまうそんな町なのだ。
「気仙沼のサンマを伊那の人たちにも食べてもらいたいなあ」
「それいいねえ!いつやる?」
びっくりするほど簡単に受け入れてもらった今回の企画も、気仙沼を応援し続けてくれている皆さんのあたたかい気持ちの輪が生んだものだった。
“作る人がうれしい、売る人がうれしい、買う人がうれしい”をコンセプトに今年の6月から毎月最終日曜日に開かれている いなまち朝マルシェ。
「今年最後の朝マルシェは旬の気仙沼サンマをメインでいこう!」そう決まってからわずか1ヶ月半。出展ブースもサンマにあう日本酒や、サンマにあう信州の新米のコラボなど、至れり尽くせりのみなさんの思いに開催前から胸がいっぱいになっていた。
10月26日(日) 青空に恵まれ絶好のイベント日和。
会場のセントラルパークが地域住民のみなさんの手により着々とイベント会場に変わっていく。リアス気仙沼ブースも前夜にみんなでつくった手作りPOPや飾りで装飾する。
持ってきたサンマは気仙沼で水揚げされたばかりの新鮮な特大サンマ500匹。
午前10時、いよいよ今年最後のいなまち朝マルシェがスタートした!
炭火で焼くサンマの匂いが会場を包み、あっという間に焼サンマを待つ人たちの行列ができた。うれしいのか煙いのかわからないけど、とめどなく涙がでる。その姿を見るに見かねて?地元のこどもたちもサンマ焼きのお手伝いをしてくれた。とびきりの笑顔にこっちまでうれしくなった。
もちろん他のお店も大盛況!ライブやワークショップ、そして魅力的でおいしそうな食べ物や飲み物がずらりと並び、リアスメンバーも交代で休憩をとってはイベントを満喫させてもらった。
イベントが終了する15時には見事500匹が完売!
「こんなおいしいサンマ食べたのはじめて」「何もできないけど気仙沼ずっと応援してるよ」「また来年もきてね」伊那のみなさんのあたたかいお言葉や笑顔に私たちが元気をもらえた1日となりました。
「伊那い~な!」合言葉のように何度も声に出してしまう私たちに地元の皆さんが「もう住んじゃえばいいのに」と笑う。またこの人たちに会いに来たい。改めて町は人だなぁと思う。
継続したあたたかいつながりに感謝しつつ、また来年も気仙沼のおいしいサンマを持って必ず帰ってきますと誓う。
お世話になった伊那のみなさん、朝マルシェ実行委員のみなさん、本当にありがとうございました。
※伊那谷ねっとさんに密着取材していただきテレビや記事でご紹介いただきました。
今福さん、2日間本当にありがとうございました。
http://inamai.com/www/ictnews/detail.jsp?id=38659