2014.11.20

高倉健さんと気仙沼

高倉健さんが亡くなった。
連日数々のメディアで伝えられるのは健さんの「気遣い」と「人を想う心」である。
そしてその想う心は遠く気仙沼ともつながっていたのだ。

<①健さん逝く 被災地の少年の写真を台本に>
「毎朝、写真を見るとぎゅっと気合が入る」
河北
東日本大震災の被災地への思いは、1枚の写真との出合いがきっかけだった。気仙沼市でがれきの中、唇をかみしめて水を運ぶ少年。10日死去した俳優の高倉健さんは、最後の主演映画「あなたへ」(2012年公開)の台本にこの写真を貼り、持ち歩いていたという。高倉さんは被災地のことを常に胸に刻み、少年と心の交流を続けていた。
がれきの中を歩く少年は、同市鹿折中2年の松本魁翔(かいと)君(14)。震災の津波で同市新浜町の自宅が全壊し、近くの親類の家に身を寄せていた当時小学4年の松本君は「みんなの役に立ちたい」と黙々と井戸水を運んでいた。
高倉さんは新聞から切り抜いた写真を「宝物」と言って台本に貼り付け「毎朝、写真を見るとぎゅっと気合が入る」と語っていた。
高倉さんと松本君は手紙も交わしている。「気仙沼を立派にして健さんを招待したい」と松本君が送った手紙に昨年4月、高倉さんから返事が届いた。「常に被災地を忘れないことを心に刻もうと映画の台本に魁翔君の写真を貼って毎日撮影にのぞんでいました」
「私は魁翔君があまり注目されすぎてしまうことをのぞみませんでした。人生で一度しか味わえない子供時代の日常生活を、できるだけ平穏に過ごしてほしいと願っているからです」と、松本君を思いやる心情もつづられていた。
手紙は「遠くからですが、貴方(あなた)の成長を見守っています。負けないで!」と締めくくられていた。
「健さんは心が熱い熱い人。俺もこういう人になりたいと思った」と松本君。手紙をもらったことはこれまで秘密にしてきたが「俺のように、読んだ人が元気をもらってくれるならうれしい」と言う。
松本君は「健さんには大きな力をもらった。気仙沼が復興する姿を見守っていてほしい」と、高倉さんに復興を誓った。
ニュースリンク→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141119-00010001-khks-ent

<②気仙沼ニッティングの第一号セーターを予約して買ったのが高倉健さんだった!>
ピクチャ 1
糸井重里さんはSNSで以下のようにコメントしている。
「気仙沼ニッティング」の、第一号のセーターを予約してくれて買ってくださったのが高倉健さんでした。あの時、ほんとうに勇気になりました。合掌。
ニュースリンク→http://togetter.com/li/746902

高倉健さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。